博物館史研究会 Museum History Research Society, Japan

Contents of Journal of Museum History Research
博物館史研究
 目次


No.1

No.2

No.3

No.4

No.5

No.6

No.7

No.8

No.9

No.10

No.11
No.12
No.12

No.13
     

博物館史研究 No.1 /November 20, 1995/22pages

金子 淳 富塚清の「科学の社会教育施設論」研究ノート
斎藤修啓 博物館史研究会で扱う課題
─特別展「新博物館態勢」の図録を読んで─
藤山一雄 藤山一雄博物館論集成 [1]
博物館小考
犬塚康博 「博物館小考」解説
──── 博物館史資料集成[1]
大東亜博物館建設案
金子 淳 「大東亜博物館建設案」説明

博物館史研究 No.2 /March 20, 1996/32pages

山本珠美 コミュニティ・ミュージアム論序説
─20世紀前半のアメリカと博物館─
椎名仙卓 大東亜博物館設立準備委員等の奏請に関して
金子 淳 日本博物館協会及び文部省における大東亜博物館構想について
─「大東亜博物館建設案」の検討を中心に─
────

博物館史資料集成[2]
[大東亜博物館機構図]

犬塚康博 解説
大東亜博物館の機構の特質

博物館史研究 No.3 /August 25, 1996/36pages

椎名仙卓 博物館施設の観覧は無料か有料か
森本いずみ 大日本連合青年団郷土資料陳列所の設立
──── 博物館史資料集成[3]
[国史館関係資料]
金子 淳 解説
国史館計画の変遷

博物館史研究 No.4 /November 25, 1996/38pages

清水謙吾 生きのびた象─戦前戦中の東山動植物園─
森本いずみ 1970年代の民俗博物館の設立
─「塩の道資料館」を事例として─
阿刀田研二 博物館史資料集成[4]
[書簡]
犬塚康博 解説
満洲国国立中央博物館に赴任した最後の学芸官
──── 博物館史資料集成[5]
[新京動植物園関係資料]
犬塚康博 解説
新京動植物園のライオン
金子淳/犬塚康博 self review

博物館史研究 No.5 /May 20, 1997/30pages

柘植千夏 研究ノート
「子どもの博物館」の萌芽
─児童博覧会の開催から児童博物館の開設まで─
犬塚康博 「博物館国家」小考
大羽昇一 博物館史資料集成[6]
文化政策と博物館事業
金子 淳 解説
大羽昇一「文化政策と博物館事業」
藤山一雄 藤山一雄博物館論集成[2]
博物館運動の方向
博物館の使命
新博物館の胎動
山本珠美 self review

note : 柘植千夏の「『子どもの博物館』の萌芽」は、日本におけるブームも定着したかの観のある「子どもの博物館(children's museum)」を対象に、明治30年代の児童博覧会以降、昭和初期の児童博物館開設までを、棚橋源太郎の児童博物館観をおりまぜながら概観している。

犬塚康博の「『博物館国家』小考」は、川村湊が藤山一雄に認めた「博物館国家」と、日本ミュージアム・マネジメント学会第1回総会講演で泉眞也が提唱した「博物館国家」を比較し、泉の「博物館国家」の陳腐さと政治性を指摘するとともに、さらに廣瀬鎭の博物館論の学史上での位置と意味を示唆している。

博物館史資料集成は、1930年代後半、当時の博物館に対し博物館外から批判をおこなった大羽昇一の「文化政策と博物館事業」(『教育』、1939年、岩波書店)をとりあげ、金子淳が解説をおこなっている。

また、第1号の後中断していた藤山一雄博物館論集成では、1939年3月に、藤山が満洲国国立中央博物館副館長に就任してから、『新博物館態勢』(1940年、満日文化協会)を著すまでの時期に公表された3編を紹介する。解説は次号以降となったが、このうち「博物館の使命」で主張される、サービスの用語と概念は、現段階で、日本人の博物館学史上初出とみなせるものである。

山本珠美のself reviewは、「コミュニティ・ミュージアム:博物館と参加型文化活動」(『日本社会教育学会紀要』、1997年)、「博物館のディレンマ:スミソニアン航空宇宙博物館の原爆展論争に関する一考察」(『東京大学大学院教育学研究科紀要』、1996年)、「『生活の科学化』に関する歴史的考察:大正・昭和初期の科学イデオロギー」(『生涯学習・社会教育学研究』、1997年)の3論文をとりあげ、その課題意識をラディカルに開示している。

博物館史研究 No.6 /August 20, 1998/12pages

金子 淳 研究ノート
博物館の「政治性」をめぐって
─博物館史研究の方法論について思うこと─
甲野 勇 博物館史資料集成[7]
古代史と博物館
清水 周 解説
甲野勇 「古代史と博物館」
天理大学付属天理参考館 博物館史資料集成[8]
海外事情参考品室と朝鮮館(抄)
犬塚康博 解説
朝鮮館とユートピア

note : 自らが成立する長・中・短期の状況をも観察しながら、博物館史研究会の〈いま〉が在るわけだが、金子淳の「博物館の『政治性』をめぐって─博物館史研究の方法論について思うこと─」は、アフォリズムを貫きながら、1990年代後期の博物館(史)研究の進路を切開しようと苦闘する。『博物館史研究』誌刊行の、およそ1年3ヶ月のブランクの意味が、ここに暗示されてもいるようだ。

シリーズ「博物館史資料集成」は、まず、甲野勇の「古代史と博物館」を紹介する。くにたち郷土文化館で開催された展覧会「甲野勇の軌跡」(1998年2月7日~3月29日)を機にする作業だが、この展覧会を企画した清水周よって解説がおこなわれている。敗戦後の日本では、甲野のような思考と行動が、程度の差こそあれ各地で存在し、博物館活動に連なっていったが、向後、博物館史研究の重要な作業となるに違いない。

天理大学付属天理参考館編の『天理参考館四十年史』に紹介されている「朝鮮館」は、日本人がその設立に関与した野外民俗博物館としては、もっとも早い時期のものと知ることができるが、それを可能とした理由について、犬塚康博がユートピア思想とのかかわりを示唆しながら解説をしている。

博物館史研究 No.7 /January 31, 1999/42pages

文部省科学局総務課 博物館史資料集成[9]
昭和十九年八月 各国主要博物館の概況
犬塚康博 解説
1944年/1949年

note : 名古屋市博物館特別展「新博物館態勢 満洲国の博物館が戦後日本に伝えていること」(1995年)の調査で確認され、同展で公開された文献の翻刻。

博物館史研究 No.8 /August 31, 1999/26pages

橋本裕之 "Exhibiting Plural Japans: The Ideology and Practice of the National Museum of Japanese History"/「複数の日本を展示する―国立歴史民俗博物館のイデオロギーとプラクティス―」の複数性に関する覚書
Hiroyuki Hashimoto Exhibiting Plural Japans: The Ideology and Practice of the National Museum of Japanese History
橋本裕之 複数の日本を展示する
―国立歴史民俗博物館のイデオロギーとプラクティス―

note : under construction

博物館史研究 No.9 /February 14, 2000/26pages

和田正洲 研究ノート
博物館法の問題点
佐々木秀彦 三酔人博物館問答─20世紀末 日本博物館界スケッチ─
犬塚康博 博物館学の喜劇

note : under construction

博物館史研究 No.10 /September 9, 2000/32pages

福田珠己 空間の表現、時間の表現―エコミュージアム再考のための覚書―
建石治弘 自治体立博物館論の試み
自治体立博物館の設置者の期待と、教育行政・市民との距離感 (1)
歴史系博物館の設立趣旨文書にみる博物館文化史のためのテキストクリティーク

note : under construction

博物館史研究 No.11 /July 17, 2001/30pages

長谷川賢二 戦前期徳島における博物館事情
佐々木秀彦 三酔人博物館問答-20世紀末 日本博物館界スケッチ-

note : under construction

博物館史研究 No.12 /June 26, 2002/28pages

金子 淳 博物館史のダイコトミー 陥穽としての「官」と「民」
橋本裕之 過去を知る方法
インディアナポリス子ども博物館の歴史展示
木村 衡 博物館の「財」と「価値」に関する研究ノート
犬塚康博 隠蔽のディスクール
佐々木亨「満洲国時代における観光資源、展示対象としてのオロチョン」批判

note : under construction

博物館史研究 No.13 /November 25, 2003/30pages

内田洋隆 公共財としての博物館という認識の検討
犬塚康博 21世紀初頭日本の博物館風景
「博物館の望ましい姿」とその周辺
尾崎美代次 博物館史資料集成[10]
恩方村醍醐経済更生組合
神かほり 解説
農山漁村経済更生運動と郷土博物館

─東京府南多摩郡恩方村醍醐の博物館計画─
上泉徳弥 博物館史資料集成[11]
檄文
金子 淳 解説
「檄文」にみる終焉期の国史館と国体館

note : under construction

 


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